昨今、男性も育児休暇が推奨されているとは言え、なかなか女性ほど取る風土は無く、育休取得を悩む人が多いのではないでしょうか。
参考までに、私のマインドセットを記録しておきます。
ライフプランとキャリアプランの葛藤
約5年前、一人目が産まれた際には、育休を取ろうとは微塵も思っていませんでした。
理由は、昇給が遅れるから。
当然休暇中は、ストップします。加えて、男女問わず育休を取ると知ってる人は皆、評価が下がっていました。会社としては、育休だからというわけではなく、休暇に入る時点までを評価するということですが、事実がそうでした。今も変わらないかもしれないですし、休暇年度の評価が悪いことは覚悟しています。
では、なぜ昇給が遅れてもいいと思えたか?
二人目が産まれた後、今の働き方でライフスタイルを維持できると思えなかったからです。
私は単身赴任の身で、自宅と単身赴任先を毎週行き来しており、新生児を置いて家を空けることが想像できなかったことが一番にあります。
「そんなの何とかなるんだよ。」、「母は強し」とやってこられた年配の方は言うのですが、妻がつわりで寝込み、子供が風邪で寝込んだ姿を見た時、ここに新生児が増えると思うとやり過ごす姿が想像できませんでした。
これが一番の理由です。
育児休暇のリテラシー変換期
また、2024年は男性の育児休暇取得リテラシーの変換期と感じたからです。
いわゆるアーリーアダプターからアーリーマジョリティーへ移っているように感じました。
定量的な根拠はあまりないのですが、私の歳付近を境に上下で反応が大きく違いました。
「権利だし、いいんじゃない?」層と「是非取りましょう」層に二分しました。
もしかすると「俺は取らずに終えたけどな」と「前例作ってください」なのかもしれないです。
子育てしてきた女性は、全員が育休取得に対して手放しで称賛してくれました。
私の性分的にも、今まで前例があまりないところに突っ込むのが好きなタイプなので、本能的な選択があったかもしれません。
気持ちの切り替え、割り切り
3つ目の理由として、数年前まで60歳が定年でしたが、私の時には65歳まで当たり前で、70歳までに延びてる可能性もあるため、ビジネスキャリアとして大事な年代ではあるものの、中休憩として一度立ち止まって育児に専念してみるのもありかなと思いました。
周りに感謝
大前提として、職場の理解、妻や親族からの後押し、授かったという奇跡が無いと取れない育児休暇です。周りの協力無くして今の状況は無いため、感謝するばかりです。
私の固有要素を主張して、マインドセットを整理してみました。
マインドセットも大事ですが、引継ぎなどの関係者への配慮も大切です。
意外と大変だった育休前のネゴと引継ぎ作業と休暇前の挨拶周り – おすっしーのパパ育休奮闘記!
[…] 育休取得のマインドセット – おすっしーのパパ育休奮闘記! […]