私の育休前の引継ぎ経験よりポイントをまとめて記載します。

  • 組織が気にするのは、抜けた後の体制
  • 若手層のケア、熟年層のケア
  • 関係者への挨拶

組織が気にするのは、抜けた後の体制

 今やってる業務を他のメンバーへ漏れなく引き継ぐことに注力しようと思いませんか?私はそうでした。しかし、組織として気になるのは、私が抜けても組織ミッションが達成できるかです。抜けた後の体制が滞りなく稼働するかどうかの方が重要視されます。上長へ引継ぎ計画を報告する際は、体制面にフォーカスを当てて、抜けても大丈夫だと安心してもらえるとスムーズに交渉が進むと思います。私は、現場の運用に注力して、少し早いが若手にその多くを引き継ぐ計画を持っていきましたが、上からすると多様な実績の多い熟年層に引き継ぐ方が安心するということでした。私としては私の育休をきっかけに若手が表に出れるように挑戦したかったのですが、そう持っていくには、対外的なネゴが足りなかったのだと反省しています。

若手層のケアと熟年層のケア

 若手は不慣れで、実績も少ないから、手厚くフォローしないといけないと思いませんか?私はそうでしたwしかし、意外と若手は仕事に対して前向きだし、自身がいつしか同じように育休を取ることになる可能性があるためか、物凄く協力的です。また、同じように小さい子供を持つ同僚も、とても協力的に取り組んでくれました。とても頼もしいし感謝でしかないです。とはいえ、若手層は、リスクの見通しが甘いところがあるので、抜けた後の頼り先、頼り方など段取りを教えられると安心してくれます。  

 熟年層に目を向けてください。経験も豊富で甘えたくなりますよね。引継ぎについて「了解しました。」と言ってくれていても、いくつもの経験を得て働き方を作ってきた熟年層は、イレギュラーな対応に対して保守的です。引継ぎ時にチクチク言われたのは熟年層でしたwなぜお願いするのか腹落ちしてもらうために、論拠をまとめ、じっくり話込むのがいいと思います。

 若手層には段取り方法、熟年層にはマインドのケアに注力することを推奨します。

関係者への挨拶

 「去る鳥あとを濁さず」というように、育休後に復帰するとは言え、一度抜けることになるので、関係者への挨拶は丁寧にした方がいい考えです。育休が決定したら、順次顧客へ挨拶し、後任を紹介しました。休暇に入る一か月ちょっと前くらいから挨拶をはじめました。私が悩んだのは、昨今リモート勤務が当たり前になってきており、一度に集まることがないお客さんへの挨拶です。リモート中心のお客さんだと、何か特別なことが無い限り直接集まることがないため、わざわざ私の育休のために(社長、役員が)集まっていただくのは申し訳ないです。挨拶はメールやwebミーティングにて済まし、後任の面通しは何か打ち合わせが発生したタイミングでお願いしました。

 社員へは、休暇入るちょっと前からお菓子配りをしました。予め予定表をチェックしておき、できる限り直接渡しました。直接会えなかった方は、メッセージを一言書いて置いておきました。みんな忙しいのと、単身赴任の身で県をまたいでオフィスを行き来したので、意外と調整難しかったです。


 総じて、育休における引継ぎは、いかに組織、メンバー、顧客に「安心」を与えるかだと思います。それぞれへ安心してもらるには、どういうピースを埋めていくべきか整理し、快く休暇を取らせて頂きましょう。

育児休暇を取る上で、マインドセットも大切です。

育児休暇を取得する上でのマインドセットは、一番大切かもしれない。 – おすっしーのパパ育休奮闘記!

投稿者 おすっしー

「意外と大変。。。育休前のネゴと引継ぎ作業と休暇前の挨拶周り」に2件のコメントがあります

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