勤め先によって、男性社員向けの育休の申請手続きは様々かと思いますが、参考までに私の例を記載します。
申請完了までの流れ
(妊娠が発覚し、着床が落ち着いたら)
- 上司へ報告
- 出産予定報告
- 引継ぎ計画
- 配偶者出産休暇申請
- 育児休業申請
上司へ報告
私の場合、なかなか子供が出来ましたと報告できる状況にならず長い妊活をしていました。
そのため、どのタイミングで報告すべきか悩ましかったのですが、クリニックに通い、着床が落ち着いたねと医師からお墨付きをもらった時点で報告しました。
私は単身赴任の身でしたので、単身赴任の解除か長期の育休のどちらかは必須でお願いしたいと相談しました。上司からは、育休は制度なので取得すればいい。勤務場所は、育休明けに相談する。という形で了承もらいました。妊娠7週目あたりに第一報を出しました。
育休を取るとなると、業務調整が必ず発生しますので、取得期間が決まってなくても「育休取るかも」というジャブは早めに打っておくのがいいと思います。
出産予定報告
上司へ妊娠報告を終え、出産時期がわかれば、家族と相談して育児休暇を取るのか、どれくらい取るのがいいか相談しました。
いつからいつまで休むのか、有休も含めて予定を記載し、会社のシステムにある定型フォーマットで申請しました。
私の場合、単身赴任の引っ越しもあるので10月下旬を準備期間として有休、11月を配偶者出産休(産後パパ育休)、12月から育児休業開始にしました。お給料のことを考え、なるべく有休を消化したい考えで組みました。
引継ぎ計画
育休の申請をすると色々指示や書類が出てくるため、私は一通り準備するものを整理してから引継ぎ計画を詳細に立てるものと思い込んでおり、先にさらっと会社のシステムから育休申請をしてしまいました。これがまずかったです。それなりの仕事を担っていたので、育休による組織への影響について自覚が足りないと上司に怒られてしまいました。しっかりと引継ぎの計画を立ててから申請するよう指摘を受けたので、引継ぎ計画は前もって計画するようにするのが吉だと思います。この点は反省です。
組織の体制に影響が出てくるので上司としっかり相談できる機会を設けて、理解してもらいましょう。指摘は受けたものの、ここでしっかり相談したからか、直属の上司より上からの指摘はなく、以降のステップはスムーズに進みました。上司がうまく計らってくれたのだと思います。感謝です。ご利用は計画的に。。。
配偶者出産休暇申請
配偶者出産休暇は、通常の有休と同じように普段利用している勤怠システムから申請しました。出産予定報告により、配偶者出産休暇を取る許諾を得た扱いとなっているようです。
育児休業申請
前述したように、直属の上司としっかり育休期間や引継ぎ内容を事前にすり合わせておくのがポイントです。申請内容は、いつからいつまでを休業とするのか、育休中の連絡先を指定して申請しました。私の会社では、最低1か月前までに申請しないと開始日の希望は通らない場合があると注意書きがあります。私は、妊娠25週(休暇に入る2か月半前)には承認をもらい、余裕をもって対応しました。
申請が承諾されると、休業に向けた書類が送付されてきたり、人事による面談がセッティングされます。私の場合、加えて単身赴任の解除の手続きや退去の手続きが発生しました。これら育児休業申請後の対応については別途まとめて投稿します。
育休申請が終わったら、引継ぎしましょう。